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「vib.」in Kanazawa                      谷口かんな ヴィブラフォン ソロリサイタル 金沢編

「vib.」in Kanazawa
谷口かんな ヴィブラフォン ソロリサイタル 金沢編

日程:4月25日(金) 
演奏:谷口かんな
会場:shirasagi1F (金沢市柿木畠 4-16)
開場/開演:19時30分/19時 
予約 3,500円/当日 4,000円
高校生以下無料(要予約)
※別途、1ドリンクオーダー(500円)にてお願い致します。

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Program
原 摩利彦:ヴィブラヴォン独奏 (委嘱新作初演)
Yuko Ikoma:shijima (ヴィブラフォン独奏ver.初演)
竹村延和:「三つのしずく」~打楽器のための~
Alice Hong:Waterdrift
Andrew James Clark:SONATA-RHYTHMICA
Anon Suneko:SREG
J.S.バッハ:独奏ヴァイオリンのためのソナタ 第二番より アンダンテ

[谷口 かんな]  Kanna Taniguchi
1993年生まれ、京都市出身。6歳よりピアノを、本格的な打楽器の習得を13歳より開始し、京都市立京都堀川音楽高校、京都市立芸術大学の打楽器科を卒業。在学時はライブパフォーマンスグループに所属し、美術家、アーティスト、ダンサー等と共演、即興演奏の経験を積む。卒業後はフリーランスの音楽家として室内楽を中心に活動。卒業後も継続して他分野との即興演奏に力を注ぎ、各地で様々なアーティストと表現を行う。近年はヴィブラフォンでの演奏活動に最も力を入れている。23歳よりインドネシアの民族音楽であるガムランの習得と、ガムランを使用した現代音楽の初演や演奏を数多く手掛ける。サントリーホール主催「サマーフェスティバル2023」の《ザ・プロデューサー・シリーズ「三輪眞弘がひらく ありえるかもしれない、ガムラン」》にジャワ・ガムランアンサンブル・マルガサリとして出演。「オーケストラ・プロジェクト2022」で、山内雅弘作曲「SPANDA Ⅱ~ヴィブラフォンとオーケストラのための」を初演し、會田瑞樹と共にソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団と共演。會田瑞樹とのヴィブラフォンデュオリサイタル「空飛ぶヴィブラフォン」(2022年)では全作新作初演、ヴィブラフォン二重奏のみで展開されたプログラムを企画。終曲では管弦楽に京都室内合奏団、指揮に新田ユリ氏をむかえ、會田瑞樹作曲「祭禮~二台のヴィブラフォンのための協奏曲~」を初演し好評を得る。京都芸術センターと共催の《谷口かんなファーストソロリサイタル「vib.」》(2023年)では5曲の委嘱初演を成功させ、会場は満員の盛況。各方面から好評を得た。2020年4月~2022年3月まで京都文化芸術都市創生審議会市民委員(京都市文化芸術都市推進室)を務める。師事歴はマリンバと打楽器を、伊藤朱美子、小森邦彦、宅間斉、布谷史人、堀内吉昌、山本毅、ガムランをシスワディの各氏。

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○ご予約専用フォーム https://forms.gle/qHpPnvKAEqfNHYZVA

[ メール予約 ] info@shirasagi-art.net  白鷺美術 (090-2090-4944)

1.件名「4月25日 谷口かんな演奏会」
2.氏名(代表者のお名前をカタカナフルネームにて)
3.電話番号4.人数
上記を明記の上、お申込みメール受信後、数日以内に受信受付のメールをお送りします。
*メール受信設定などドメイン指定をされている方はご確認をお願い致します。
*会場受付にて料金をお支払い頂いての入場となります。
*お座席に限りがございますので、早めのお申し込みをお勧めいたします。

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・作曲家プロフィール

[原 摩利彦] Marihiko Hara
静けさの中の強さを軸にピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作。『PASSION』等をリリース。野田秀樹作・演出の舞台『正三角関係』その他、2020東京オリンピック開会式追悼パート(森山未來出演)、映画『流浪の月』(監督:李相日)『ロストケア』(監督:前田哲)、NHK『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』など、多岐にわたって音楽を手がける。2024年「音舞台」で音楽監督を務め、自身も出演。THE PIANO ERA2024へ出演。

[生駒 祐子] Yuko Ikoma
幼少より身のまわりの音が鳴る物で遊びながら音楽に親しむ。出会った楽器や人と遊びながら音楽を作るようになり、アルバム作品として、手廻しオルゴールやリコーダーアンサンブルによる「esquisse」、オートマタや足踏みオルガンによる「フラジャイル室内楽団のための組曲」等を発表。アコーディオン奏者として活動する「mama!milk」の作曲・演奏も多く、近年は身体・空間芸術の音楽にも取り組んでいる。

[竹村 延和] Nobukazu Takemura
音楽家/作曲家、アーティスト。90年代初頭より、こどもの感受性をコンセプト に創作を続ける。電子音から室内楽まで様々な楽曲制作を行い、全米ツアーや数多 くの欧州フェスティヴァルに招かれ演奏を行ってきた。また絵画や戯曲、インスタ レーションなど音を超えた表現-制作も行っている。近年はカトリシズムと芸術の 接点を探索中。

[Alice Hong](アメリカ)
1992年生まれ。現在はジョージア州アトランタを拠点。ヴァイオリニストとしても作曲家としても国際的な賞を受賞している。CBCの2018年版「30歳以下の注目のクラシック音楽家30人」に取り上げられ、アトランタ交響楽団のロバート・スパノとの「Conversation of Note」シリーズに作曲家兼演奏家として出演している。彼女の作品は、ASCAPモートン・グールド賞で複数の賞を受賞している他、国際的な作曲コンクールで数多く最優秀賞を受賞している。ライス大学シェパード音楽学校でドロシー・R・スターリング財団奨学生としてチョーリャン・リンに師事し音楽修士号を、クリーブランド音楽院でデイヴィッド・アップデグラフに師事し音楽学士号を取得している。

[Andrew James Clark](カナダ)
1994年生まれ。作曲家、キュレーター、音楽教師。Classical Contextの創設者、Canadian Composers Orchestra代表、Heron Park Baptist教会音楽監督。ハミルトン・フィルハーモニー管弦楽団の作曲フェローシップ、トロント管弦楽団の指揮者研修生、スカボロー・フィルハーモニー管弦楽団の新世代作曲プログラムへの参加など、プロとしてのキャリアを積んでいる。最近の受賞歴としては、エトビコーク・フィルハーモニックの「Young Composer Competition2022」で第2位、「New York New Contemporary Music Symposium2020」のファイナリストに選ばれている。

[Anon Suneko](インドネシア)
1981年生まれ。幼少期よりインドネシアの伝統的なジャワ芸術の環境と古典ジャワ舞踊とカラウィタン(伝統的な楽曲)の分野で育つ。2009年から2016年の間、オーストラリアのパースにあるインドネシア総領事館で暮らし、働いていたときに経験したカラウィタン以外の世界との親しみが、ミュージカル/ガムラン作曲と電子音楽の両方の形で、彼の創作のいくつかにインスピレーションを与えた。Tembang Rerantang」(2012年)と「Javaksara」(2021年)というタイトルの音楽アルバムがリリースされ、成功を収めている。2014年より、ジョグジャカルタ・インスティテュート・パフォーミング・アーツ学部カラウィタン学科にカラウィタン講師として専念している。

主催:谷口かんな
協力:白鷺美術