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「暦を運び、種を食(す)く」沖田愛有美 個展            / 麋角解 ~さわしかのつのおつる

「暦を運び、種を食(す)く」沖田愛有美 個展 / 麋角解 ~さわしかのつのおつる

期間:12月21日(土)~1月12日(日)
時間:夜間 20時~24時
   昼間 13時~18時  ※1月11日(土)、12日(日)のみ 
   ※12月27日(火)は演奏会入場者のみ閲覧可。
   定休:12月23日(月)、1月1日(水)、2日(木)、6日(月)
   会場:shirasagi2F

霜夜の候、白鷺美術の年の瀬の企画「麋角解 ― さわしかのつのおつる」 展覧会に「暦を運び、種を食く」沖田愛有美 個展を二階ギャラリーにて、ま た 同 時 企 画 に ア コ ー デ ィ オ ン 奏 者 の 生 駒 祐 子 、コ ン ト ラ バ ス 奏 者 の 清 水 恒 輔 に よ る デ ュ オ 、 mama!milk の演奏会を当会場一階で行います。
沖田愛有美の作品は、いわゆる漆芸に使用する漆を用いて絵を描いています。その独特の質感も さ る こ と な が ら 、そ の 折 の テ ー マ も 沖 田 な ら で は の ど こ か ミ ス テ リ ア ス な 世 界 観 に て 構 築 さ れ ま す 。 そ し て 、m a m a ! m i l k は つ い 先 日 も 荘 厳 な 杜 の 中 、1 5 0 年 の 歴 史 あ る 会 場 で 、 その場所や時間、シチュエーションと音色が響き合うような演奏会を行いました。 今この瞬間に触れさせてくれるような演奏は、mama!milk の醍醐味だと改めて感じました。 ケータリングはせせらぎ通りのブラッスリーカフェ、ひらみぱんさん。こちらも併せてお愉しみください。
白鷺美術、年の瀬の展覧会と演奏会、皆さまとご一緒できますと嬉しい限りです。 ご来場を心よりお待ちしております。

白鷺美術主宰  巽 勇太

[沖田愛有美]
1994年岡山県生まれ。石川県を拠点に漆をメディウムとした絵画制作を行う。植物の樹液であり、制作者の予想を超えた変化をする漆を、人と自然とをつなぐ媒介者と捉え、人間と非人間的な存在との関わりを見つめる。制作者の一手に漆が反応を返すラリーを両者による“共同制作”と呼び、人間の活動と不可分な自然環境との相互作用にまで関心を広げている。 
2018年、金沢美術工芸大学油画専攻卒業。2020年、同学工芸専攻修士課程修了。2024年、同学博士後期課程美術研究領域修了。2016年と2024年に交換留学生として清華大学美術学院(中国・北京)へ派遣。 
 主な展覧会として、「祝福は傷口を伝っていく」(クマ財団ギャラリー、東京、2024)「洞穴の暗がりに息づくもののために」(北千住BUoY、東京、2024)、「結露する森」(galleria PONTE、石川、2022)などがある。

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[同時開催]
mama!milk 冬の演奏会2022 / 麋角解〜さわしかのつのおつる 

日程:12月27日(金)
演奏:mama!milk(生駒祐子、清水恒輔)
演出:白鷺美術
会場:shirasagi 1F
開場/開演:18時30分/19時30分 
料金:4,000円(ご予約)
food:ひらみぱん http://www.hiramipan.com

主催:白鷺美術