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ポダルコ正雄 個展「ナポレオンは生まれたときに歯があった」

ポダルコ正雄 個展「ナポレオンは生まれたときに歯があった」

期間:2022年10月29日(土)~年11月6日(日)
アーティスト:ポダルコ正雄
会場:shirasagi/白鷺美術 2F
日時
20時~24時(夜間):10月29日(土) 〜 11月6日(日)
13時~18時(昼間):10月29日(土)、30日(日)、11月3日(木祝)、5日(土)、6日(日)
         月曜定休

20時からの夜間は同1階でバー営業、土日祝日のお昼は13時より喫茶営業もしております。

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ポダルコ正雄(MP)の作品は、長い隔絶を経て記憶を呼び覚ます、あるいは疑う、という我々の人間としての機能にフォーカスしている。
彼は事実を収集し、メモとして日記にまとめる。意図的に時間をあけてその日記を開き再びメモに目を通すと、その瞬間、大いなる不信感と混乱に襲われる。メモのことやメモを書いたことを忘れていたり、覚えていても内容が微妙に違っていたりするからだ。このインパクトを乗り越えること自体が彼のクリエイションの一部であり、彼が“盲信”と呼ぶところだ。こうしたプロセスと思索の結果、彼は“事実”とそれに付随するイメージを並べて描くようになった。
ドローイングは純粋に“装飾”ではない。それは彼が(疑わしい)メモを確信(あるいは盲信)する手助けだ。(テキストとドローイングが並列した)作品が、平凡だとか高揚感に欠けると言われるのも理解できるとMPは言う。
「私の目には、最終的に出来上がった作品は、単に事実が描かれたものとしか見えません。言えるのは、かなりの時間の経過と、よく分からない感情を直接この身で感じて、それこそが僕にはリアルなんだということです。」


共催:ポダルコ正雄、白鷺美術