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「母音」橋本雅也 展示会

「母音」橋本雅也

期間:2021年9月12日(日)~2021年10月24日(日)
作家:橋本雅也
会場:shirasagi/白鷺美術 1F
日時:9月12日(日)、19日(日)、20日(月祝)、23日(木祝)、26日(日):13時~20時
   10月23日(土)、24日(日):13時~18時
   10月1日(金) 〜 24日(日):20時~24時 (月曜定休)

彫刻家、橋本雅也「母音」展示会を9月12日より、shirasagi/白鷺美術階1階で行います。橋本雅也は9月4日から行われている「奥能登国際芸術祭2020+」に参加しており、同時期開催として当会場でも行います。一階の小スペースでの展示となりますが、橋本作品特有の凛然とした佇まいや観るものの内面に語りかけてくるような作品の世界を感じていただけると思います。是非ご高覧ください。

白鷺美術 巽勇太

初めて粘土に触れた時、安堵感と共に言葉にならない感覚に懐かしさを覚えました。以降、外の風景の中にも近い何かを見つけるようになり、それまで別々の事象として見ていた物事が繋がりを持ち始めました。波、海中で響く声、胸を打つ鼓動、身体に残る波の余韻、呼吸、大気の中で揺れる木々、海鳴り、立ち眩み、蜜蜂の羽音、葉の上の雨粒、映り込む世界、赤子の目、頬のふくらみ、波に洗われた小石、星、遠い記憶、、脈絡のない事象ですが、土を捏ねる事でそれらに通底する何かに触れることが出来る気がしています。

橋本雅也

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橋本雅也

彫刻家 1978年岐阜県生まれ。橋本の創作活動の原点は、2000年にインドの山村を旅した経験にさかのぼり、河原で木片を拾い磨いた際、手を加えることで自然物が内包していたものが表出してくる現象に興味を抱いたことにはじまる。以降、透徹な視線は一貫して素材やモチーフの奥へと向けられ、形を引き出している。近年、鹿の角、骨を素材とし、作家の身近にある草花をモチーフとした作品で注目を集める。主な展覧会として、2012年「殻のない種」(ロンドンギャラリー、東京)、2014年「橋本雅也 間なるもの」(金沢21世紀美術館デザインギャラリー、石川)、2017「物語る物質」(高松市立美術館、香川)などがある。

奥能登国際芸術祭2020+
会期|2021年9月4日(土)-10月24日(日)
会場|展示エリア 大谷地区 スズ・シアター・ミュージアム(旧西部小学校)
住所|珠洲市大谷町2-47
作品鑑賞時間|9:30-17:00(会期中)
https://oku-noto.jp/ja/museum.html#

*会場ではできる限りの感染予防対策をさせていただきます。
マスクの着用と体調を整えてのご参加をお願い申し上げます。

共催:橋本雅也、白鷺美術