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トウヤマタケオ x 阿部海太郎 2台のピアノによる演奏会 vol.4

umi_toya                                                                             写真:後藤武浩
トウヤマタケオ x 阿部海太郎 2台のピアノによる演奏会 vol.4

ピアノに向かいながら作曲に悩むと、ふとトウヤマさんならどう乗り越えるのかな
と考えます。トウヤマさんと、その音楽に出会う前は?
いや、その存在を知る前から、いずれはその人に出会えると思っていました。

阿部海太郎

ピアノという楽器を考える。
ピアノは何故、薄暗い箱の中で演奏者の視線からも遮断された場所で音を鳴らすのか?
それはあまりに楽器として複雑になり過ぎたからに違いない。
内部のグロテスクさを隠すため。機能の脆弱さを保護するため。
そしてそれは、西洋音楽が辿ってきた歴史そのものだ。
世界に無数にある音律を無理矢理、平均律に押し込めた。
作り上げた理論を視覚化したのが鍵盤だ。枝葉末節は隠蔽された。
ピアノをディスり過ぎって?
でも、僕たちはこの決められた音律の中で無数の夢を織り上げることが出来るのを
知っている。与えられたカードが限られているが故に、
僕たちは海と山から集ってこのゲームに参加する。「海」は何を考えて、
この一音を変化させたのか?「山」は何故この和音を汚しにかかるのか?
さあさあ、お立ち会い!
西洋音楽の怪物と格闘する男二人の戦いをご覧あれ!

トウヤマタケオ

演奏:トウヤマタケオ、 阿部海太郎
会場:shirasagi/白鷺美術

日程:3月14日(土)
開場/開演:17:00/18:00

日程:3月15日(日)
開場/開演:19:00/20:00

前売り/当日:3,500円/4,000円

 

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                                                        写真:吉次史成

トウヤマタケオ takeo toyama

作曲家。鍵盤奏者。編曲家。クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなどのジャンルを、越境し、放浪する音楽家。ソロピアノ演奏の他に、画家nakabanとの幻燈ユニット”ランテルナムジカ”、8ビート偏愛ユニット”PATO LOL MAN”など、活動は多岐に渡る。近年のリリースはピアノソロ作品集「Waltz in March」歌ものアルバム「飛ばない日」など。昨年2月には、チェリスト徳澤青弦との新ユニットThrowing a Spoonで「awakening」をリリース。阿部海太郎が作曲家として参加した2013年のミュージカル「100万回生きたねこ」に楽団長として関わっている。

www.takeotoyama.info

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                                                                                                 写真:三田村亮

阿部海太郎 Umitaro ABE

作曲家。幼い頃よりピアノ、ヴァイオリン、太鼓などの楽器に親しむ。
東京藝術大学とパリ第八大学にて音楽学を専攻。
音楽理論や音楽史を独自に解釈し、自由な楽器編成によってユニークな音楽世界をつくり出している。
2008年より蜷川幸雄演出作品の劇音楽を度々担当するほか、舞台やテレビ番組などの楽曲も手掛けている。
2013年にイスラエルの演出家、インバル・ピント&アヴシャロム・
ポラック演出のミュージカル『100万回生きたねこ』の作曲と音楽監督を務めた。
『シネマシュカ、ちかちかシネマシュカ』(2012年)、
『The Gardens -Chamber music forClematis-no-Oka』(2013年)などこれまでに4枚のアルバムを発表している。

www.umitaroabe.com

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[メール予約] 白鷺美術

E-mail予約【info@shirasagi-art.net

1.件名「3月14日予約」、もしくは「3月15日予約」
2.氏名(代表者のお名前、読みがなをカタカナフルネームにて)3.電話番号 4.人数
上記を明記の上、3月13日(金)、23時までにお申し込み下さい。
お申し込みメール受信後、数日以内に受信受付のメールをお送りします。
*メール受信設定など、ドメイン指定をされている方は、ご確認をお願いいたします。
*会場受付にて、料金をお支払い頂いての入場となります。
*会場には駐車場はございません。最寄りのコインパーキングをご利用下さい。

 

主催:白鷺美術
企画・制作 WINDBELL http://windbelljournal.blogspot.jp/